みなさんこんにちは!
ボディメンテナンス岐阜整骨院の加鳥です。
今週になって一気に日中の気温も下がってきましたね。
これからますます風邪などをひいて体調を崩す方も増えてくるのではないかと思います。
そこで今日は風邪予防について書きたいと思います。
風邪の原因の90~95%はウイルスによる感染で、ウイルスの種類も200種類にも及ぶと言われています。
軽い風邪であれば数日で治ってしまいますが、炎症が広がると別のウイルスや細菌に感染してこじらせたり、合併症を引き起こしたりするケースも。普段からウイルスへの備えを習慣づけるなどして、予防につとめることが大切です。
風邪をひいている人が身近にいると、くしゃみなどの飛沫に含まれるウイルスが気道内に入ることがあります。さらに粘膜に付着・増殖すると、風邪の症状が現れます。外出から帰ったらうがいをすることで、口やのどに付着したウイルスを洗浄できます。
殺菌・消毒成分を配合したうがい薬を活用する方法もありますが、のどの粘膜を守っている常在菌を殺菌してしまうおそれがあるとの考えもあるので、まずは水うがいから習慣づけたらいいと思います。
満員電車などで不特定多数の人に近づく場合、もしくは、風邪をひいている人の看病などでせき・くしゃみの飛沫を浴びる可能性がある場合、マスクをつけるのも予防対策になります。
マスクを装着するときは顔にフィットするサイズを選び、鼻からあごまできちんと覆って、顔との間にすきまができないよう調節を。万が一、ウイルスを含んだしぶきを浴びてしまったときは、マスクの表面には触れず、耳付近のゴムひもをつかんで外して、手洗いをしましょう。
のどの粘膜を適度にうるおし、すこやかに保つことで、ウイルスの侵入を防ぐことができます。また、空気中に漂うウイルスは、相対湿度40%以下の乾燥した環境で長時間生存することがわかっています。加湿器などを利用して、室内の湿度を50~60%に保つよう工夫しましょう。
特に乾燥が気になるオフィスでは、こまめにお茶や水を口に運ぶ、デスクにポータブル加湿器や観葉植物を置くなどして湿度を保ついいと思います。
なんとなく身体がだるい、のどや鼻に違和感があるなど、風邪の前兆らしい症状がある場合は、睡眠をしっかりとり、安静に努めることが一番です。夜更かしや過労、過度な飲酒などはできるだけ控えましょう。
風邪は年齢を問わず、人がもっとも頻繁にかかる病気のひとつ。でも、仕事が忙しいときや、受験の直前などはできるだけひかないよう、予防を徹底したいものです。今回ご紹介したうがい・手洗いなどを実践し、ウイルスの侵入を予防しましょう。