みなさんこんにちは!
ボディメンテナンス岐阜整骨院の加鳥です。
今日で1月も終わってしまいますね。
今月はテスト期間だったこともあり、すごくあっという間に感じました。
皆さん大人になってから、就職などをしてから勉強される機会は学生の頃と比べて増えましたか?それとも減りましたか?
大体の方は減った!と答えるのではないでしょうか。
分かります。。自主的に勉強するのって難しいし、なかなかストイックになれないですよね。
そんな今日は、勉強するときに使う脳についてお話します。
まず、運動と脳、深く関係しているのですが皆さんご存知でしたか?
脳とは一見関係ないように思える「運動」ですが、じつは脳の健康状態と大きく関係しています。脳と運動の関係については、すでに多くの研究がされており、有識者からさまざまな見解が公表されているのです。
たとえば、理学療法士で関西福祉科学大学教授の重森健太氏によると、「現代人は、運動をせず画面ばかり見て狭い空間で過ごしていることで、脳機能が低下していっている」とのこと。運動をせず、視覚的に近くの同じものばかりを見ることで、脳に刺激が伝わらず萎縮するそうです。
なんと、加齢や運動不足で筋肉が衰えるように、脳も積極的に使わないと萎縮するのだそう。
しかし、運動をすることによって脳の神経細胞が成長し、根本から脳を強化できるとレイティ氏はいいます。では、具体的にどのような運動をすればよいのでしょうか。
前出の重森氏がすすめるのはランニングです。脳を効果的に鍛えるためには、「運動強度60~80%のランニングを1日20~30分×週3回×3カ月」という基準で行なうのが最も効果的なのだそう。ランニングをすると脳細胞が鍛えられ、ドーパミンなどの脳内物質が増えるのはもちろん、脳の記憶力を司る「海馬」や、集中力や思考力などを司る「前頭葉」が鍛えられるとのことです。
社会人にとって、「睡眠不足」はもはや避けることのできないものになりつつあります。仕事が忙しく、そのうえで趣味や人付き合いに時間を割いた結果、十分な睡眠時間を確保できていないという人も多いのではないでしょうか。
グルコースとはブドウ糖のこと。つまり、睡眠不足の人は、脳のエネルギーであるグルコースが足りない状態で生活しているのです。
スティーブンソン氏によれば、睡眠不足になると、頭頂葉と前頭前皮質のグルコースは12~14パーセント失われるとのこと。これらは、物事の判断や思考をするための部位。睡眠不足の人は、脳の働きが鈍っている状態にあるのです。
睡眠時間をきちんと確保することが大前提ですが、夜になかなか寝つけなかったり、眠りが浅くて何度も起きてしまったりする場合は、工夫をしましょう。
脳生理学者で東邦大学名誉教授の有田秀穂氏は、睡眠時間をしっかりとるために、夕食後はパソコンに向かわず、夜はスマートフォンの使用を控えることが大切だと話しています。これらに気をつけることで、脳の睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌がよくなり、早い時間にスムーズに寝つけるので、質のよい睡眠時間を確保できるのこと。
これ以外にも、飲み会や晩酌をひかえてアルコール摂取量を減らしたり、適度な入浴で体温や自律神経を整えたりといった工夫も、夜に早くぐっすり眠るためによいでしょう。また、なかなか夜の睡眠時間が確保できない人は、昼休みや移動中など、日中に仮眠をとって睡眠時間を確保するのも大切です。
生活の基盤となりうる睡眠や運動は脳にとってとても大切で深い関わりがあります。
生活していくなかでほんの少しの意識でも変わっていくので頑張ってみて下さい。